・大塚家具は今年、創業50周年にあたる節目の年だけに、是が非でも連続赤字をストップする必要があるが、打つ手はあるのか。
・「社長の大塚久美子がガイド! 有明本社ショールーム見学ツアー」である
・「会いに行ける女社長」が、復活のカギを握るのかもしれない。

 

「社長の大塚久美子がガイド! 有明本社ショールーム見学ツアー」である。大塚家具の会員になれば、無料で社長自らの案内でショールームを見学できるというサービスだ。

今年、創業50周年の節目の年になる大塚家具は、なんとか連続赤字をストップする必要があります。それで大塚久美子社長が考えたのが、社長自身がガイドする、有明本社にあるショールームの見学ツアーでした。
参加費は無料で、日本の各地で作られている家具の詳細な説明をしてもらえます。どういった伝統が家具に活かされているかも聞かせてもらえます。
大塚久美子社長がツイッターで見学ツアーが好評だったことを報告しています。
家具についての知識を得られることと、大塚家具に対する親近感を持ってもらえるようになるしょう。
しかし、それが大塚家具の売り上げに繋がるかどうかは、分かりません。
それでも、もっとこのショールーム見学ツアーをフックにして展開をしていけば、大きなプロモーションになると思います。
大塚久美子社長の認知度はかなり高いので、客引きには十分活用できると思います。
その社長の認知度を利用して、大塚家具のシンパを作っていることは、売り上げに繋がっていくと思います。
それは、現在苦戦しているEC事業についても同じでしょう。
今、大塚家具にあるものを有効活用する考え方で言えば、あれだけニュースで顔が売れている大塚社長の認知度を活用することがひとつの方法だと思います。
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